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第1章 双方の意思

蒼い欠片――封印石は禍をもたらす
天と地の狭間に成り立つ人の世界は禍々しい力で満ちていた
盗賊の少年であるヴァンはそれに出会ってしまう運命を持っていた
石を所有する少女との出会いで運命の歯車は回りだす 裏切るという決意を持って彼は旅路に同行するが――

旅は空から始まる 偽りという名の旅が――




第2章 蒼き波紋

それぞれの想いは禍を呼び寄せる糧となる
惹かれた者は取り込まれ、安息をもつことはない
解放するのは彼女の役目であり使命
ヴァンはそれに惹かれ、そして疑問を持ち始める――

混沌は力を呼び寄せる 禍は彼らに試練を与える




第3章 蒼穹の音色

矛盾した願いは交叉しあった未来を変えるのか
ヴァンは彼女の力に疑問を持ったまま何も出来ずにいた
信じていたものが崩れていくのと同時にピースは埋まる
未来は変えることができないのか、<そして時は封印石が集まるところまできていた

契約は彼女を殺し 矛盾は彼らを蝕む




第4章 暁の世界

三つの世界に属した石の力を取り戻すために彼らは動く
だが能力がある限り、彼等の前に彼女は立ちはだかる
輝く焔が灯る日までにヴァンはあることを決断する

四つの石は歴史を語る 神が存在していた時を――

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